台風9号2023たまごの最新進路予想!気象庁/米軍/ヨーロッパの情報と線状降水帯への影響も調査! | "phil" of Life
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台風9号2023たまごの最新進路予想!気象庁/米軍/ヨーロッパの情報と線状降水帯への影響も調査!

台風
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2023年8月17日に、日本各地に長期間にわたって被害をもたらした台風7号は温帯低気圧に変わりましたが、大雨の影響で地盤が緩んでいる地域も多く、各地で局地的に発生している雨雲もあるため、土砂崩れなどに注意が必要な状況です。

今回の台風で被害に遭われた地域の方々におかれましては、一日も早く復旧が進むことを願っております。

さて、ここまで大きな影響が出ると気になるのは今後の台風のこと・・・。

8号についてはハリケーンがそのまま台風8号へと変わりましたが、日本への影響はありませんでした。

今年は猛暑。大きな太平洋高気圧に日本列島は覆われていて、夏の台風は日本に直撃せず、大陸の方へ進むことが多いので、太平洋高気圧のおかげでもありますが、猛暑はその太平洋高気圧の影響でもあります。

そして、今年は梅雨時期からあちらこちらで線状降水帯の被害が出ており、今年さらなる大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

そこで今回は台風9号2023について、

  • 台風9号2023のたまごの米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新進路予想図
  • 台風9号2023の線状降水帯への影響は?
  • 台風9号2023の名称

などの項目でご紹介していきたいと思います!

 

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台風9号2023のたまごの米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新進路予想図

まずは、米軍の現在の台風情報です。8月18日現在、台風のたまごらしきものは見つかりません。

米軍最新進路予想図

合同台風警報センターホームページより抜粋

それぞれの〇について解説しますね。

TC(Tropical Cycloneの略・・・つまり熱帯低気圧)

LOW・・・監視対象ではあるものの、今後24時間以内に発達する可能性は低いもの

MEDIUM・・・監視対象であり、今後24時間以内に発達する可能性も高まってはいるが、発達するにはおそらく24時間以上かかりそうなもの

HIGH・・・監視対象であり、今後24時間以内に発達すると思われるもの。もしくはすでに発達が始まっているけれども、まだ台風警報を出す基準には達していないもの。
HIGHになったら「Tropical Cyclone Formation Alert(熱帯低気圧発生注意情報)」も同時に発令されます。

sub Tropical・・・熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質をもった低気圧のことを言います。(日本の気象庁では一般的になじみがないので公式には使っていないようです)

ヨーロッパ予報センターWindyの最新進路予想図

こちらは、ヨーロッパの予報センターのWindy。

(引用元 Windy)

台風は左回転の風の渦で表されます。

Windyの良いところは、時間軸をずらしていくと直近の状況が確認できるとことです。

この予想図を見る限りでは、8月中は特に気になる渦が発生する可能性は低そうです。

気象庁の最新進路予想図

そしてこちらが現在の気象庁の情報。

気象庁の公式サイトより抜粋

現在は台風は発生していません。

ただ、8月21日の週の半ばには熱帯低気圧の発生が予想されており、西日本を中心に雨雲が発達する可能性があります。天気の急変に注意した方が良さそうです。

さて、気になるのはもしも台風が発生したときの沖縄・本州への影響です。

次で見ていきましょう!

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台風9号2023の沖縄・本州への影響は?

8月18日現在、台風は発生していませんので、影響についてはわかりません。

ですが、先日の台風7号は沖縄・九州・四国・中国・近畿・東海と広い範囲にわたって影響がありました。

さらには、近畿地方を縦断したのち、北海道へ接近するという進路をたどり、大きなカーブを描くかたちで進みました。

例年通りならば、沖縄、先島諸島、九州への影響が最も大きく、本州へ上陸する頃には勢力は弱まってくることが多いのですが、最近の台風は非常にトリッキーな動きをすることもあり、去ったと思った台風がブーメランのように進路を変えて戻って来るという台風も発生しているような状況(2022年の8月に発生した台風11号)。

ですので、「例年通りならば」という常識が通じなくなってきているのが昨今の状況とも言えますね。

さて、次はここ数年甚大な被害が起きている「線状降水帯」についても見てみることにしましょう。

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台風の線状降水帯への影響

台風号7についても、東海・中国地方でも線状降水帯が発生し、大雨の被害をもたらしました。

通常ならば、鳥取や岡山など雨の少ない地域でも線状降水帯が発生し、線状降水帯のほかにも、台風が過ぎ去ったあとにも短期間記録的集中豪雨など、各地で大雨の被害は甚大です。

線状降水帯とは?

そもそも線状降水帯とは、次々と発生した積乱雲が風に流されて線状に連なり、同じ地域に大量の雨を降らせる帯状の雲のことです。

数時間にわたり停滞するため、土砂災害や洪水などの災害リスクが急激に高まります。

長さは50~300キロ程度、幅20~50キロ程度。

発生には海上から流れ込む水蒸気の量などが関係しているとされています。

2015年の茨城県常総市での豪雨、2018年の西日本豪雨や、2020年に九州などで大きな被害をもたらした豪雨でも確認されています。

  • 2つの台風が影響し合う(離れていても)
  • 2つの湿った空気がぶつかって、南北に帯状の雲域、線状の降水帯が形成される→線状降水帯
  • 南北の帯状の雲域、線状の降水帯と大きな川の流域が重なると川の氾濫の危険性大
  • 上空の偏西風が蛇行すると帯状の雲域、線状の降水帯が長時間そこにとどまってしまう
  • 山にぶつかった湿った空気は、さらに上昇気流を強め、雨雲を活発化させる

と、どんどん台風による悪循環が起きると、豪雨が長時間続き、川の氾濫、土砂災害、家屋の浸水などなどさまざまな被害がもたらされてしまうわけです。

2022年6月からは線状降水帯予報も出ていますが、「大雨=線状降水帯」だけではないということも頭に入れておかなくてはいけません。

7月に秋田で発生した大雨被害はまさに線状降水帯ではなく、長時間にわたって雨が降り続いたことによる被害でした。

もともと東北地方は雨には強くない地域でもあり、今回の大雨に驚いた方も多いと思います。

そして6月には関東でも大雨が続いたことがあり、私の住む地域もアンダーパスの通行止めなど、普段見たことも無いような川の水の量に驚きました。

つまり、線状降水帯もどこでいつ発生するかわからないですし、いつどこで大雨が長時間降り続くかは予想が難しいということですね。

線状降水帯予報だけにとらわれず、気象庁から大雨の注意報が出たら、細心の注意を払うこと、ニュースをこまめにチェックすることにしましょう。

ところで、最近は台風情報と一緒に紹介されることも多いですが、台風には名称があるのをご存じですか?

では、7号は「ラン」でした。

そして8号については通常ならば「サオラ―」になるところが、ハリケーンドーラがそのまま台風に変わったため、8号の名称は「ドーラ」となりました。

名称に関しても少し見てみましょう。

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台風9号2023の名称

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられているようです。

最も一般的な命名システムは世界気象機関(WMO)が提供しているものです。

WMOによる命名システムでは、各地域の気象機関が順番に台風の名前を決められています。

恐らく次に9号が発生すると、もともと8号につくはずだった名称「サオラ―」(ベトナムレイヨウというウシ科の動物です)になるではないかと思われます。

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まとめ

さてここまで、台風9号2023の最新の進路予想図や、本州への影響はあるのか、線状降水帯への影響などについてご紹介していきました。

お盆に日本を直撃した台風7号。

これから秋にかけてが本格的な台風シーズンです。

世界的に見ても猛暑なので海水温も上昇しているでしょうし、台風の発生速度が早まるかもしれません。

台風9号については恐らく8月中の発生の可能性は低そうですが、まだわかりません。

新しい情報がわかり次第、随時更新しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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