みなさんは、『eスポーツ(イースポーツ)』ってご存じですか?
「名前くらいは聞いたことあるけど。」
「え?ゲーマーが集まって、ゲームやってるだけじゃないの?スポーツとはなんか違うよね」
という方が多いのではないでしょうか?
「なんかプロだと1億くらい稼げるんでしょ?」
「海外だとめちゃめちゃ人気らしいよね。」
ということを知っている人は、そこまでいないかもしれませんね。
でも、実はこの『eスポーツ』はオリンピック種目にもなるのではないかと言われているくらい注目を浴びているんです!
そして2023年10月14日、IOCのバッハ会長がeスポーツの新大会である『オリンピック・eスポーツ・ゲームズ』の創設を目指すということを発表しました。
オリンピック種目になるということが現実味を帯びてきましたね。
そこで、今回はその『eスポーツ』について、
- eスポーツとは?わかりやすく簡単に紹介
- eスポーツカフェとは?
- 駅ナカにできたeスポーツ施設を紹介
- eスポーツをオリンピック種目に採用は反対?賛成?
などの項目をご紹介していきたいと思います!
eスポーツとは?わかりやすく簡単に紹介
では、『eスポーツ』とは何なのでしょうか?
eスポーツとは「electronic sports(エレクトロニック・スポーツ)」の略称です。
広い意味では、電子機器を使って行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のことを指します。
つまり、簡単に説明すると複数人のプレーヤーで対戦するゲームをスポーツとして解釈して、『eスポーツ』と呼ぶということです!
「いやいや、ゲームはスポーツじゃないでしょ」と思っている方、もしかしたら時代遅れと言われてしまうかもしれませんよ・・・?
そもそもスポーツとはラテン語を語源としていて、もともとはある場所から別の場所へ運び去るという意味だったようですが、それが変化して気分を晴らす、元気を回復するという意味を持ったようです。
16世紀にはフランス語や英語でsportという言葉が使われるようになり、当時は気分転換になるものすべてを含んでいたようで、そこにゲームやショーも含まれていたそうです。
ところが日本には明治時代に教育の一環として、欧米に負けない体を作るために「体を鍛える」という意味が主流の「体育」と翻訳されてしまったために、遊びの要素が含まれなかったそうです。
だから日本人は、「ゲームがスポーツってなんか違うよね」という考え方になってしまうのかもしれませんね。
ですが、それは日本だけの話。
すでにアメリカでは、『eスポーツ』をスポーツとして認めていて、プロゲーマーが『スポーツ選手』であることを認めています。
韓国や中国でもeスポーツがとても発展していて、市場規模も日本とは桁違いのようです。
eスポーツが盛んな国では、プロゲーマーだと言うと、サインを求められるくらいeスポーツの地位は確立されているそうですよ。
残念ながら、日本はまだまだeスポーツ後進国みたいですね・・・。
でも、そんなeスポーツ後進国にもeスポーツカフェというのが都内を中心として、全国に広がっているようです。
次は、eスポーツカフェとはどんなところなのかについて、ご紹介していきます。
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eスポーツカフェとは?
eスポーツカフェとは、eスポーツのプレイを目的としているゲーミング・インターネットカフェ施設です。
日本でのeポーツの普及と発展を目指して、eポーツユーザーのコミュニティスペースとなっているようです。
どの店にも80台近くゲーミングPCがあり、本格的な競技用デバイスもそろっているそう。
学校や仕事帰りにフラッと寄ってゲームをしたり、
休日に友達を連れてワイワイとチームでプレイすることもできるみたいですよ。
団体貸切の予約も受けているようなので、オフ会や、交流会などにも使えそうですね。
ただ、来店する際は、必ず本人確認資料が必要のようですので、お忘れなく!
いろいろな店があるようなので、自分のお気に入りを見つけるのもいいですね。
次は、なんと駅ナカにもeスポーツ施設ができたというニュースを見つけたので、ご紹介したいと思います。
駅ナカできたeスポーツ施設を紹介
最近、駅ナカ(エキナカ)にeスポーツ施設ができたというニュースを見つけました。
フィットネス事業を手掛けるJR東日本スポーツ(東京都豊島区)が、1月に「エキナカeスポーツ施設」としてオープンした「ジェクサー・eスポーツステーション」。場所は松戸駅(千葉県松戸市)の構内で、JRの切符を販売する「みどりの窓口」の向かい側にある。このスペースは駅構内の中心部で、つまり人通りの多い “一等地”にあるといえる。
ジェクサー・eスポーツステーション通常、こういった目立つ場所にあるのは、おしゃれな飲食店や旅行案内所「びゅうプラザ」などのイメージが強い。近隣に住む記者は松戸駅には何度も足を運んだことがあるが、実際ここにはもともとびゅうプラザがあった。
ITmedia NEWSより一部抜粋
なんと、もともとスポーツジムや、ゴルフ練習施設、子ども向けの体操教室などを首都圏を中心に運営するジェクサーが、びゅうプラザのあとに、eスポーツ施設をオープンさせたのです。
JR東日本は、今インターネットで旅行の手配などを済ませる人が増えているために、2019年6月にびゅうプラザの営業終了を決定しました。
2022年3月までには全店舗閉鎖する予定だそうです。
そこで、JR東日本スポーツが運営するジェクサーが、障害者でも楽しめるeスポーツの事業化に関心を寄せていたこともあり、その事業を進めるにあたって、びゅうプラザの跡地にeスポーツ施設をつくれないかということになったそうです。
だから、駅ナカの一等地に施設が誕生したんですね!
どんな施設なのか、調べてみたところ、なんとなくeスポーツカフェに似ている気がしました。
ただ、テレワーク拠点、勉強用、動画編集作業などのワーキングスペース、休憩の場としても使えるようなので、eスポーツカフェよりは利用範囲が広そうです。
JR東日本スポーツの肝いりの事業のようなので、びゅうプラザのあとに、これからも増えていくかもしれませんね。
ところで、はじめにも書きましたが、eスポーツがオリンピック種目になるかもしれないとのことなので、それについても触れていきたいと思います。
eスポーツをオリンピック種目に採用は反対?賛成?
今回の2020東京オリンピックの際にも、eスポーツをオリンピック種目にするのかどうなのかということは協議がされたようです。
ですが、オリンピック種目とはなりませんでした。
なぜなのでしょうか?
実は、3つの壁があるようなのです。
- 著作権の問題
- 普遍性がない
- 国際eSports連盟はオリンピック承認団体ではない
というのが問題のようです。
1つずつ見ていきましょう。
- 著作権の問題
基本的に、スポーツには著作権がありません。
ですが、eスポーツのゲームは、ゲーム製作会社が開発したものであり著作権があります。
なので、利用したり放送したりするときに、著作権料が発生するのです。
IOCの中には、オリンピックオリジナルのゲームを製作しようという動きもあるようですが、プレーする側や見ている側がおもしろいものをつくれるのかなどの問題があるようです。
- 普遍性がない
一般的なスポーツでは、細かいルールの変更はありますが、普遍性があります。
でも、ゲームには流行り廃りがあり、今プレーされているゲームが4年後に選ばれるかはわからないのです。
新たなハードやソフトが開発されるたびに、どんどんと環境が変わってしまうということが問題のようですね。
- 国際eSports連盟はオリンピック承認団体ではない
2024年に開催されるパリオリンピックでは、エキシビジョンの開催が予想されていますが、ドイツのオリンピック委員会が反対しているという情報もあるそうです。
格式高い国際オリンピック委員会の中には、まだまだeスポーツに対して否定的な意見も多数あるようです。
そして、どうしてもゲームには商用的、ビジネス的要素が多いので、そこがオリンピック憲章の宣伝や広告を禁止するという項目と相容れないところかもしれません。
以上の理由から、今のところ「時期尚早」「種目として認めるわけにはいかない」という反対意見が多いようです。
挙げた3つの点がクリアされないと、採用はなかなか難しそうですね!
まとめ
ここまで、eスポーツとはなにか簡単にご紹介したり、eスポーツカフェという施設があるということなどについてご紹介してきました。
まだまだ、日本はeスポーツ後進国のようですが、eスポーツの専門学校などもできていて、少しずつではありますが、徐々にスポーツとして認められる世の中になってきているようです。
卒業生から、世界を代表するプロゲーマーがたくさん出てくるかもしれませんね。
新しいスポーツですから、まだまだ道は厳しそうですが、自分の好きなことが世間に広く認められて、それでお金をもらえるなんて、夢がありますよね?
諦めずに、未来に向かって頑張る方たちを私は応援したいと思います!
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大人気ゲームなので数に限りあり!
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