冬季北京オリンピック、スキーやスノーボードにスピードスケート、フィギュアスケートなどメダリストが出たりして、盛り上がっていますね!
そして、我が家で今熱いのがカーリング。
みなさんも観てますか?
連日予選リーグが行われていて、熱戦が繰り広げられ、もぐもぐタイムにも注目が集まっていますね。
実は試合を見ていて、気になったことがあったんです。
選手が持っているストップウォッチです。
何のためにつけてるの・・・・?という疑問が・・・。
そこで今回は、カーリング選手が持っているストップウォッチについて、
- カーリング選手はなぜストップウォッチを持っている?
- カーリング選手のストップウォッチの使い方と何のタイムを計っている?
- カーリング選手のストップウォッチはブラシにつけるものもある?
などについてご紹介していきたいと思います!
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カーリング選手はなぜストップウォッチを持っている?
カーリングを見ていた時に、なぜ腰にストップウォッチをぶら下げているんだろう・・・?と疑問に思った方は私のほかにもいるのではないでしょうか?
調べてみたところ、
カーリングでは、アイス(氷面)の滑り具合がわかっていないと、ストーンを置きたい位置に正確に置くことが難しくなり、スウィーパー(氷面をごしごしこする人)やスキップ(フォースとも言います。オリンピックの日本代表女子チームだと藤澤選手のことですね)にとっても、スウィープのやり方や作戦が変わってくるのだそうです。
つまり、アイスの滑り具合の判断が試合を左右するといっても過言ではないということですね。
そこで、アイスの滑りを判断するために、一定の距離をストーンが通過するのに何秒かかったかでストーンのスピードを計るんだそうです。
ストーンが通過するスピードは速かったけれども、手前の方に止まったから滑らない、スピードは遅かったけれども、かなり奥に止まったから滑る、というようにそのストーンがどこに止まったかでアイスの滑り具合を見ているそうです。
微妙なスピードの違いでもアイスによっては止まる位置が大きく変わるので、正確なストーンのスピードを計るためにストップウォッチが必要になるということなんですね。
では、そのストップウォッチの使い方と、何のタイムを計っているのかも見ていきましょう!
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カーリング選手のストップウォッチの使い方と何のタイムを計っている?
スウィーパーはストーンが投げられたとき、スキップに「このストーンがどこまで進むか」を伝えなければなりません。
そのために、ストップウォッチでストーンの初速を計っているんだそうです。
ストーンが選手の手を離れてから、一つ目の横ライン(ホッグライン)を通過するまでの時間を計測。
それをもとにして、ストーンのスピード、つまり、ストーンに触らずに何もしないでいたらストーンが止まるだろうと思われる位置を予測して、 ハウスの中ににいるスキップに数字で伝えています。
ハウスの中心(ティーライン)で止まると判断したら、『7』。
ハウスの一番後ろの位置(バック ライン)で止まるなら『10』というように。
スキップはその数字を聞いて、自分が置こうと思った場所にストーンが届かないと判断したら、『ヤップ(こすって)』とか、行きすぎちゃうかもと思ったら、「ウォー(氷をこするのをやめて)」 とか、と指示を出すのです。
スィーパーはその指示を聞いて、スキップの意図を瞬時に理解して、スゥィープしたりするわけです。
なんと、ストーンが滑っていく10数秒足らずの間に、選手はあうんの呼吸でこれだけの作業をこなしているですね!!
ロコソラーレのチームワークはすばらしいですが、チームワークがものすごく大切だというも納得です。
ゲーム自体はゆったり進んでいくので、まさかそんなことを一投一投瞬時に考えながらゲームを進めているとは・・・。
ルールがよくわかっていない私は、ゲーム中に、選手が数字を叫んでいるのはなぜだろう?と思っていたのですが、そういう理由だったんだと、初めて知りました。
つまり、掛け声と、ストップウォッチなくしては、ゲームは成り立たないと言っても過言ではないということですね。
ますます奥が深いと思ったのと同時に、それだけ毎回頭をフル回転させなければならないなら、作戦タイムの糖分・エネルギーチャージは必須だとものすごく腑に落ちました。
ちなみに、普通のストップウォッチを使う人もいるようですし、ブラシに付けるタイプ(ロックウォッチャー)を使っている人もいるようですよ。
では、次はそのブラシにつけるタイプのストップウォッチについても見ていきましょう。
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カーリング選手のストップウォッチはブラシにつけるものもある?
テレビで中継を見ている限りでは、ロコソラーレのメンバーは腰につけるタイプのストップウォッチを使っているようですが、ブラシにつけるタイプの、ロックウォッチャーというものを使っている選手もいるようです。
カーリングブラシに取り付けられるので、計測後、そのまますぐにスウィープすることができて効率的です。
ストーンの通過時間をストップウォッチで計るときに、0.1秒ほどの差でもストーンのスピードがかなり違ってくるというくらい、とっても繊細です。
なので最低でも1/10秒までは計測できる必要があるようですが、1/100秒までを正確に計測できるストップウォッチがベストなんだとか。
そしてストップウォッチでの計測に、もたもたしているとその判断が遅れて、ミスショットにつながりかねないです。
だから、スタートからストップ、リセットまでの操作が簡単、秒数が見やすい、片手で操作できるなどが大事なポイントのようです。
注意点として、ルールで試合では時間を計測する以外の機能がついたストップウォッチの使用は禁止されています。
ストップウォッチ、ものすごく大きな役割を果たしているんですね。
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まとめ
さてここまで、カーリングの選手はなぜストップウォッチを持っているのか、何を計っているのか、使い方などについてご紹介してきました。
知れば知るほど、奥が深くておもしろいスポーツだなと改めて思いました。
予選リーグは、2022年2月17日まで続きます。
2022年2月14日現在、カーリング女子日本代表のロコソラーレは、4勝2敗。
準決勝進出に進めるのは上位4チーム。
準決勝進出を目指して、頑張れクリスタルジャパン!!
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