2023年12月12日、今年の世相を表す漢字、『今年の漢字2023』が発表されましたね!
今年の漢字は『税』
増税議論、インボイス制度、ふるさと納税の改正、定額減税、などなどさまざまな『税』に関することが一年を通して話題になり、今年の漢字と決まりました。
今年の漢字と言えば、清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)が縦1.5メートル、横1.3メートルの巨大和紙に筆で書いて発表というのが毎年の流れですよね?
さて、あの作品(と言っていいんでしょうかね)は清水寺のどこに展示されて、いつまで見られるのでしょうか?
またなぜ、清水寺なのか、そして歴代の漢字も少しさかのぼって見て行くことにしましょう。
今回は今年の漢字2023について、
- 今年の漢字2023は清水寺のどこでいつまで見られる?
- 今年の漢字の歴代漢字は?
- 今年の漢字はなぜ清水寺で発表される?
などの項目でご紹介していきたいと思います!
今年の漢字2023は清水寺のどこでいつまで見られる?
森貫主が書くあの漢字は、発表後一体どこにいつまで展示されるのでしょうか?
一般の私たちでも見ることはできるのでしょうか?
結論から申し上げますと、もちろん見られます!場所は清水寺の本堂です。
ただし、本堂で見られるのは期間限定で、12月21日(木)までとなっています。
それ以降は、12月22日(金)11:00から : 漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)で、2024年2月25日まで見ることができますよ。
本堂に展示されている実物をぜひ見てみたいという方は、お早めに!
ところで、今年の漢字は『税』でしたが、過去歴代の漢字は何だったのでしょうか?
皆さん去年の漢字思い出せます・・・?
ちょっとさかのぼって見て行きましょう!
今年の漢字の歴代漢字は?
2023年・・・税
2022年・・・戦
2021年・・・金
2020年・・・蜜
2019年・・・令
2018年・・・災
2017年・・・北
2016年・・・金
2015年・・・安
2014年・・・税
2013年・・・輪
2012年・・・金
2011年・・・絆
2010年・・・暑
2009年・・・新
2008年・・・変
ざっと15年ほどさかのぼってみました。覚えていました?この年は、そうかオリンピックだったよね、とか、この年はコロナウィルスのせいかとか、漢字を見るといろいろその年を思い出せるので、やっぱりその年の世相をよく表しているものなのですね。
意外だったのは、同じ漢字がここ数年の間に何度か選ばれているということでした。
金、税というのは割と選ばれやすい漢字なんですね。
さて、毎年清水寺の貫主が書をしたためる今年の漢字ですが、なぜ清水寺なのでしょうか?
ご存じですか?一緒に見てみましょう!
今年の漢字はなぜ清水寺で発表される?
実は『今年の漢字』は、1995年(平成7年)から始まり、2023年(令和5年)で28周年を迎えるのだそうです。
として、なぜ清水寺かというと、主催者である、公益財団法人日本漢字能力検定協会が京都に本部を置いており、その京都を代表する寺院の一つで、国内外の方がよく知っている寺院であるということから清水寺になったそうです。
そして、12月12日に発表されるのは、12月12日が「漢字の日」だからだそうですよ!
毎年「いい字」を少なくとも「一字(いちじ)」は覚えてほしいという願いを込めて、12(いいじ)月12(いちじ)日の語呂合わせから、公益財団法人日本漢字能力検定協会が12月12日を漢字の日と決めたんだそうです。
若干の無理やり感はある??と思いましたが、いろいろな意味が込められているんですね。
まとめ
さてここまで、今年の漢字2023は清水寺のどこでいつまで見られるのか、歴代の漢字、なぜ清水寺なのかなどについてご紹介してきました。
今年の漢字を表した『税』
なんとなーく、あまりハッピーな気持ちにはならないですよね。
来年はもっとワクワクするような、皆が幸せを感じられるような漢字が選ばれるといいなと思います。
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