皆既月食2022大阪/東京/名古屋ではいつ/何時から見える?赤い理由もわかりやすく説明 | "phil" of Life
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皆既月食2022大阪/東京/名古屋ではいつ/何時から見える?赤い理由もわかりやすく説明

くらし
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皆さん、昨年2021年(2021年5月26日)に皆既月食があり、話題になったのを覚えていますか?

5月26日の夕方から宵にかけて皆既月食が起こり、日本の広い範囲で月食の過程の大部分が見られ、日本で皆既月食が見られるのは2018年7月以来、約3年ぶりでした。

前回の皆既月食の満月は2021年で最大なので、「スーパームーンの皆既月食」と言われていました。

「スーパームーン」というの天文学的な用語ではないようですが、1年のうちで地球と月が最も近い満月を「スーパームーン」、逆に最も遠い満月は「ミニマムムーン」と呼ぶようです。

そして、今年2022年も皆既月食を日本で見ることができ、今回は月が天王星を隠す「天王星食」が同時に起こります。

そこで今回はその皆既月食2022について、

  • 皆既月食2022は大阪/東京/名古屋でいつ・何時から見える?
  • 皆既月食が赤い理由をわかりやすく説明

などの項目でご紹介していきたいと思います!

 

皆既月食2022は大阪/東京/名古屋でいつ・何時から見える?

tenki.jpより抜粋
今年最大の天体ショー!5月26日の皆既月食は「レッド・スーパームーン」

今年2022年の皆既月食も、日本全国で見ることができます。

ではそれぞれの地点での月食の開始時間帯、いつ皆既月食になるのかを見ていきましょう。

大阪では・・・

部分食の始め 2022/11/08 18:08
皆既食の始め 2022/11/08 19:16
食の最大 2022/11/08 19:59
皆既食のおわり 2022/11/08 20:42
部分食のおわり 2022/11/08 21:49

名古屋では・・・

部分食の始め 2022/11/08 18:08
皆既食の始め 2022/11/08 19:16
食の最大 2022/11/08 19:59
皆既食のおわり 2022/11/08 20:42
部分食のおわり 2022/11/08 21:49

東京では・・・

部分食の始め 2022/11/08 18:08
皆既食の始め 2022/11/08 19:16
食の最大 2022/11/08 19:52
皆既食のおわり 2022/11/08 20:42
部分食のおわり 2022/11/08 21:49

となっています。

つまり、全国ほぼ同じということですね。

今回は5月の時と違って、食の始めから終わりまで結構長いので、お天気が良ければじっくり楽しめそうです。

11月は比較的お天気は安定する月ですし、空気も澄んでいるはずなので、期待したいですね。

前回の5月の時は私の住む関東では、確認できなかったので、今回こそは!

2021年5月26日の皆既月食

2021年の皆既月食は、はじめにご紹介したように、5月26日(水)に日本全国で見ることができます。

さて、ではそれぞれの地点での月食の開始時間帯、いつ皆既月食になるのかを見ていきましょう。

大阪では・・・

月の出:18:52(欠けた月)
部分食の始まり:月は地平線の下
皆既食の始まり:20:09
食の最大:20:18
皆既食の終わり:20:28
部分食の終わり:21:52

名古屋では・・・

月の出:18:49(欠けた月)
部分食の始まり:月は地平線の下
皆既食の始まり:20:09
食の最大:20:18
皆既食の終わり:20:28
部分食の終わり:21:52

東京では・・・

月の出:18:37
部分食の始まり:18:44
皆既食の始まり:20:09
食の最大:20:18
皆既食の終わり:20:28
部分食の終わり:21:52

となっています。

つまり、月の出の時刻や、部分食の開始の違いはあるけれど、皆既食の始まりから、皆既食の終わり・部分食の終わりの時刻は全国ほぼ同じということです!

皆既月食が継続する時間はたったの19分。

意外と短い・・・。

今回の月食では18時45分に満月が地球の影に入って月が欠け始めます(部分食の開始)。

このとき、北海道西部~中部地方より西の地域ではまだ月が昇ってきていないので、部分食の始まりは見られません。

この地域では部分食開始後に、一部が欠けた月が昇ってくることになり、このような状態を「月出帯食(げっしゅつたいしょく)」と呼びます。

部分食が見られるのは、東京などの関東地方と仙台などの東北地方に限られそうですね。

東側の地域でも、部分食が始まった時には月は非常に低いところにありますので、ちょっとわかりづらいかもしれません。

ところで、皆既月食は、なぜ赤く見えるのでしょうか?

わかりやすくご説明していきたいと思います!

 

皆既月食が赤い理由をわかりやすく説明

皆既食のときには月全体が地球の影の中に入っているので、月に太陽の光が当たらず月がまったく見えなくなってしまうように思いますよね?

しかし実際には月を見ることができます。

なぜなのでしょうか?

皆既月食の月が赤く見えるのは、地球に大気があるからです。

地球の大気の中を太陽光が通過するとき、その光は大気によって曲げられて(屈折して)月まで届き、ほんのりと月を照らします。

地球の大気を通り抜けた光は、やや内側に回りこみ、影の中の月を照らします。

この光は地球大気の中を長い距離通過してから通り抜けるので、その間に波長の短い紫や藍色、青といった色の光が、途中で散乱されてしまいます。

これが青空です。

波長の短い青い光は大気に散乱されるためほとんど月まで届きません。

一方で、波長の長い赤い光は散乱されにくく、月まで届いて月面を照らします。

だから、大気を通り抜けてくる光は赤っぽくなるのです。

夕日や朝日が赤く見えるのも同じ理由です。

地球は丸いので地球の大気も大きく見ると凸レンズ型になります。

そこで光は曲げられて影の中に向かい皆既中の月を赤く照らすのです。

つまり、赤色以外の光は月まで届かないから、赤くしか見えないということですね。

そして、大気中の塵や水蒸気の量によって、とても濃い茶色や赤色のように見えることもあれば、明るいオレンジ色のように見えることもあります。

図で見るとこんな感じです。
⬇⬇⬇

AstroArts公式サイトより抜粋

地球大気を通った赤い光が月面を照らす

さて、今回の「スーパームーン皆既月食」ですが、時刻も気になりますけど、やっぱりお天気気になりますよね?

次は当日のお天気をご紹介します。

 

皆既月食2022全国の天気予報は?

まだ11月の予報はわからないので、近くなったらご紹介しますね。

皆既月食2021全国の天気予報は?

さて、月の出の時間の差はあるけれど、皆既月食を見られる時間は全国でほとんど変わりませんとご案内しました。

気になるのはお天気です。

2021年5月23日現在の夜の天気予報は・・・・

北海道・東北・北陸・関東地方は、おおむね晴れ予報です。

東海・近畿・中国・四国地方おおむね晴れ予報です。

見られるチャンスが高そうですね!!

残念ながら九州・沖縄地方は曇りや雨の予報なので、見ることが難しそうです。

ただ、あくまで予報ですので、当日のお天気は変わる可能性もあります。

こまめにチェックしてみてくださいね。

weathernewsの天気予報

もしも、見られない地域の方は、weathernewsでウェザーニュースLIVEというYouTubeチャンネルがあるようなので、ぜひチェックしてみてください。

専門家の方の解説もあるようですよ。

ウェザーニュースLIVEのYouTubeチャンネル

 

まとめ

さて、ここまで皆既月食2022は大阪/名古屋/東京でいつ・何時から見えるのか、月食が赤い理由などについてご紹介してきました。

今回の月食は、長くゆっくり見られそうです。

昨年のような「スーパームーン皆既月食」は、2033年10月8日(皆既月食)まで起こりません。

しかも、2033年のスーパームーン皆既月食が日本で見られるかはわかりませんが、2023年に部分月食は見られそうです。

なかなか皆既月食を日本で見る機会は多くないので、ぜひぜひ今回の機会に見たいですね!

お天気に恵まれて見ることができる地域の方は、せっかくですがら、赤銅色の神秘的な月を見てみてはいかがでしょうか?

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